人類の歴史は、研削、研磨加工から始まり、
これからも、この技術が未来を開くことになると確信します。
世界で初めて人が現れた土地はアフリカだそうです。400～500万年も前の東アフリカで、今の国でいえばエチオピアやケニアあたりで最古のヒトは生まれたと言われています。やがて、ヒトは260万年くらい前、やはり東アフリカで世界最古の石の道具、石器を作るようになりました。それは、礫を数回打ち欠いただけの単純なものでしたが、現代につながるその後の人類文明を決定づける偉大な一歩であったはずです。そして、150万年前頃にはハンド・アックスという両面加工石器が生み出されました。ヒトが初めて道具を手にする為に行ったこと、それは「削る」、「磨く」。そうすることで石器を造り、その石器で「切る」ことを学び、今日の科学技術の発達した現代がここに有ります。私たちは、その最も基本で有ると同時に最も最先端な技術である、「研削」、「研磨」加工を追求することが、これからの技術の延長線にあることを確信し、技術革新にチャレンジする企業でありたいと考えています。
